クールビズについて
「クールビズ」で、どのような服装にしたらいいか迷うことはありませんか?そんな方の参考になればと思い、クールビズについて簡単にまとめてみました。
まず、クールビズとは環境省が「夏のオフィスの冷房温度を28度以上に設定」という地球温暖化対策の一環として、過度な冷房に頼らず様々な工夫をして夏を快適に過ごすライフスタイルのことです。環境省の一般公募によって選ばれた言葉で、「涼しい」や「格好いい」という意味のクール(COOL)と、仕事や職業の意味を表すビジネス(business)の短縮形であるビズを掛け合わせたものです。
毎年4月頃に、環境省がその年のクールビズ期間を発表していて、2020年は5月1日~9月30日でした。ただし2021年度からは実施期間を設定しないとし、「ネクタイを締めるかどうかは、一人ひとりが決めていくことが大事」と、各自が気温に応じた服装をするようにという発言があり、環境省によるクールビズの呼びかけは2020年度で最後になりました。
服装に関しては、具体的にクールビズの可と不可は環境省の方針として定められ表にされています。可とされているものは、ノーネクタイ、半袖シャツ、チノパンです。可とされているが徹底されていないものは、ノージャケット、かりゆしシャツです。そして、6月1日からはスーパークールビズ期間として、ノージャケット、かりゆしシャツに加えて、ポロシャツ、アロハシャツ等、スニーカーが可とされています。原則不可とされているものは、Tシャツ、ランニングシャツ、ジーンズ、ハーフパンツです。
具体的な服装として、男性は、ノーネクタイ・ノージャケットを基本とし、トップスは半袖シャツやポロシャツ、ボトムスはスラックスやチノパンなどの着用が一般的です。涼しい服装としてシャツの素材を麻などにしたり、暑い場所でジャケットを脱いでもインナーが見えないように心がけます。女性は、肌の露出となるノースリーブやキャミソール、ミニスカートやサンダルなどはマナー違反とされています。通気性の良い素材を選び、色は白やベージュ、ライトブルーなどの寒色にすると、見た目が涼しげになるためおすすめです。
ビジネスマナーに反せず、それでいて快適に過ごせる「クールビズ」のスタイルを心がけて夏を乗り切りましょう。
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