人事が見ているSNS!アナタのSNSは大丈夫?
最近、バイトテロや警察官をおちょくっているような動画が問題になっていますね。本人は軽い気持ちでネット上にUPしているようですが、一度ネットで拡散して炎上すると、その収束には時間もかかり、拡散した画像や動画は半永久的に残ってしまいます。
そこまで酷いものではなくても、SNSで愚痴ったりネガティブな書き込みは誰にでもあることでしょう。あるいは、「意識高い系のつぶやき」でSNS上のキャラを演じてみたり、リアルな生活とネット上での自分を使い分けている人もいるのではないでしょうか?
ある程度、節度を持って楽しんでいる分には何も問題はありませんが、就活生となると話は別。履歴書にSNSのアカウント名の記載を求める企業もありますし、企業の依頼を受け採用候補者のSNSをチェックする調査会社も存在しているのです。
【人事はSNSのどこを見ているの?】
人事がSNSをチェックする理由は、ズバリ「本人の素の姿」を見るためです。
誹謗中傷や公序良俗に反する言動が無いか、薬物の使用やバイト先の企業情報や個人情報を流出させていないか?など、人として最低限のルールが守れる人間でなければ、企業も採用するわけにはいきません。
また、一緒に写っている人物から交友関係の様子や、何に興味があるのか?「いいね先」までチェックされることもあるようです。
【就活用アカウントは必要?】
人事に見られている事を考えると、逆に圧迫感を感じてSNSを楽しめなくなりそうです。気になるようなら、通常のアカウントに鍵をかけて就活用アカウントを作ってしまうのも一つです。
就活用であることを前面に出して、どんな資格をもっているか、インターン経験の有無など就活に有利な情報をどんどん発信していけばいいわけですから。
「就活用のアカウントを作りたくない」と思うなら、普段の自分を見てもらう、と腹をくくってしまっても良いかもしれません。履歴書や面接だけでは伝わらない「アナタらしさ」をアピールできる!と考えましょう。
【掲示板でも要注意!】
就活中は、就活用の掲示板で情報をやりとりすることもあるでしょう。SNSよりも一層匿名性が強い掲示板だと、つい気が緩んで語気が強くなったり企業の情報を書き込んだりしていませんか?
面接で質問された内容を具体的に書き込んでしまうと、人物の特定にいたることがあります。誰にでも同じ質問をしているわけではありません。この人にしかしていない質問というのもありますから、そこから情報を流出させる人間だと思われる可能性もあります。
また、あえて特殊な質問をしてネット上にその内容が書き込まれたら、その人物のアカウントをあぶりだす。ということもあるようです。
誰でも見ることができるサイトでは、十分に注意が必要です。具体的な内容や詳細については書き込まないようにしましょう。
【目的別にアカウントも自分も切り替え】
SNS上で自分を盛ったり、趣味で楽しんだり、愚痴って発散したりもしたいですよね。あまりに気を遣ってばかりでは、SNS本来の楽しさから外れてしまいます。
自由に楽しみたいなら目的によってSNSのアカウントの公開範囲を設定したり、鍵をかけて楽しめば良いでしょう。SNS上でも公私を分けることが必要かもしれません。どちらにしても、最低限のマナーやルールを守って楽しんでくださいね。
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